事業案内

調査啓発事業

新たな可能性を見いだすための調査やリサイクル率の向上のための啓発活動、イベントへの参加などを積極的に行なっています。

調査研究事業

剪定枝等の粉砕機ハンマーに関する調査研究[平成29年度~令和4年度]

使用前(右)と摩耗したハンマー(左・中央)

現在、剪定枝処理事業に使用している粉砕機ハンマーは摩耗のため年に3~4回ほど交換しています。このハンマーについて交換回数やコストの削減、処理の効率化を目的とした調査を平成29年度から実施しています。従来品と材質や形状の異なるハンマーの摩耗状況や処理能力の違いについて検証しています。
平成29年度から令和元年度では従来品と材質の異なる同形状のハンマーで、令和2年度から令和4年度まではスウェーデン鋼を使用した形状の違うハンマーで、摩耗度合いや耐久性等を比較しました。

剪定枝等の受入状況調査[令和3年度~]

剪定枝

近年、国内では木質バイオマスの利用拡大に伴い、木材等の需要が高まっています。これにより当公社の剪定枝等処理事業では事業者間での調達競争の激化により受入量が減少傾向にあります。
そこで今後の事業運営の検討資料とするため、チップ工場で受け入れる剪定枝等の発生場所や業種毎の搬入量等について調査を実施しています。

事業系紙おむつのリサイクルに関する調査[令和4年度~]

高齢化社会に伴う介護需要の増加により事業系紙おむつの需要は増加しており、介護施設、医療機関等からは年間を通じて日常的に一定量の使用済み事業系紙おむつの排出が見込まれています。
紙おむつは主に上質パルプや樹脂、高分子吸収剤で作られているため、リサイクルによる有効活用が期待できます。そこで今後の事業系紙おむつのリサイクルに関する事業化の可能性や課題等を整理することを目的とした調査を実施しています。

令和4年度 事業系紙おむつのリサイクルに関する調査業務報告書

普及啓発活動

広報活動

(1)事業概要の発行
当公社の事業内容及び各年度の事業実績等をまとめた「事業概要」を発行し、関係先に配布しています。

(2)キッズパンフレットの配布
平成27年度から「びん・缶・ペットボトル」リサイクルの普及啓発のため、札幌市内小学校4年生向けの「キッズパンフレット」を発行し、市内全ての小学校に配布しています。

(3)ホームページによる情報発信
事業内容等の情報発信のため、ホームページを開設しています。

(4) 走る掲示板

令和4年度 走る掲示板

市内の小学校4年生から「びん・缶・ペットボトル」のリサイクル等についての啓発ポスターを募集し、最優秀賞となった作品を当公社のごみ収集車の車体側面に掲示しています。
掲示した車両は「走る掲示板」として実際に市内を走行し、ごみ収集を行っています。
この事業は平成28年から実施しており、令和4年現在12台の走る掲示板車両が走行しています。
(令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大により中止となりました。)

イベントへの参加・協賛及び広告掲載等によるPR

環境広場さっぽろ2022 出展ブース

(1)イベントへの参加

札幌市主催の道内最大級の環境・SDGsイベント「環境広場さっぽろ」は、次世代を担う子供たちが一体的に楽しく環境を学ぶことができる一大環境総合イベントです。当公社も毎年出展しており、ごみの減量やリサイクル等について紹介しています。

 

 

(2)協賛及び広告掲載
「さっぽろ夏まつり」「さっぽろ雪まつり」「さっぽろこども環境コンテスト」等、札幌市の代表的なイベントに協賛のほか、雑誌等の各種広告媒体を活用した広報活動・普及啓発を行っています。
(イベント中止時においては協賛しておりません。)